日本人にとって身近な海外「ハワイ」
常夏の島といわれていますが、日本の夏よりも湿度が少なく1年を通じて過ごしやすい気候。1年の間には雨季と乾季があり、また暖かいですが冬もあります。ハワイ諸島は島によって天候が大きく異なりますが、ワイキキやアラモアナなど人気の観光地であるオアフ島には高い山がないので、ホノルルは降水量が少なく年間晴天率は70%と非常に高いです。
ハワイで一番人気の観光地、ワイキキ地区
ワイキキはハワイ語で「水の湧く場所」という意味があり、ハワイ王朝時代には王族の保養地とされていました。第二次世界大戦後、航空機の発展が進んだことで観光客が急増、1950年頃からシェラトンやヒルトン、ハイアットリージェンシーなど大型のホテルやコンドミニアムが続々と建設され、ハワイにおける観光の中心地となりました。2000年台から日本人観光客をターゲットにしたレストランやショップも増え、現在では世界有数のリゾート地として知られています。
ワイキキの物件は比較的築年数が古く、通常のコンドミニアム以外にもホテルコンドミニアムなどが数多くあるのが特徴です。
おおよそ30万ドルからStudio(ワンルーム)の物件が購入でき、トランプタワーやリッツ・カールトンなどの高級ホテルのお部屋も50~60万ドル代からマーケットに出されており、リセールが活発に行われています。
高級コンドミニアムが立ち並ぶハワイの都市、カカアコ地区
アラモアナセンターの西側から、行政区のあるダウンタウンまでにかけて広がる地域がカカアコと呼ばれるエリアです。
かつては殺風景な倉庫街でしたが、近年アラモアナ方面から高層コンドミニアムが続々と建設され、現在は高級物件の立ち並ぶラグジュアリーなエリアとして生まれ変わりました。また「ワードビレッジプロジェクト」など大規模な都市開発が進行している事などから、世界的にも注目が集まっています。
カカアコのコンドミニアムは比較的新しい物が多く、約80万ドル付近から1ベッドルームの物件が購入できます。これらのコンドミニアムにはプールやフィットネスだけでなく、室内ゴルフやゲストスイートなどホテル顔負けの豪華なアメニティ施設が備わっています。また室内の設備も最新のホームオートメーションを備えるなど、新時代の快適なハワイライフを満喫することができます。
ハワイのマンション設備
ハワイではマンションやタウンハウスなど、ほぼ全てのコンドミニアムにプールやバーベキューグリルが備わっています。一年中を通して温暖なハワイでは日常的にプールで泳いだり、スーパーマーケットで食材を買い込んでサッとバーベキューを楽しむと言った生活が行われています。
上記で紹介したエリアはリゾート地ということもあり、コンドミニアム内にコンビニエンスストアのようなショップやレストランが備わっている物も多くあります。
また新しい高級物件ではプールやバーベキューにとどまらず、シェフズキッチン付きのパーティルーム、室内ゴルフ、プライベートシアターやゲストスイートなどホテル顔負けの豪華アメニティ設備が備えられています。
これらの維持費用は管理費に含まれており、物件によってはその他光熱費やテレビ・インターネットの利用料などが含まれている場合もあります。
気になるワイキキ地区・カカアコ地区でのマンション購入の相場は?
ワイキキ地区ではリゾート地ということもあり、コンドミニアムやホテルコンドミニアムの取引が活発です。築年数に関係なく、人気のホテルやコンドミニアムは価格が上昇する傾向があり、現在では平均40~50万ドル付近での取引が中心となっています。高級ホテルの大きなユニットなどでは100万ドルを超える物もありますが、ワイキキではStudioから1 Bedroomのコンパクトなユニットの流通が活発です。
カカアコ地区へ移動するにつれて、ホテルやリゾートコンドはなくなり、大きな高級コンドミニアムが増えてきます。こちらは2 Bedroomなどの広い間取りのコンドミニアムが中心で、価格も100万ドルを超える物が中心です。なお現在開発中のワードビレッジ最新物件では『スマートリビング』をコンセプトに掲げ、Studioや1 Bedroomのリーズナブルな物件も扱われていますが、こちらは非常に人気があり現在は入手が困難な状態となっています。
小さな島国であるハワイには建物を建てられる場所が物理的に限られている一方で、年々渡航者の数は増えておりリタイア後の生活をハワイで送る人々も世界的に増えています。現在建てられているコンドミニアムは高い需要と希少価値があり、投資としても魅力的なマーケットです。ご興味のある方はぜひともお問い合わせください。